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2024年5月24日(金)～6月3日(月)
AM10:30～PM6:00 【火曜休廊】
渋川市出身で戦前戦後の動乱の中､ひたすら自然と向き合い人に対する慈愛を地蔵や野仏を通して表現し続け、水上勉や司馬遼太郎他多数の文人の表紙絵・装画を作成した横手由男さんの作品展を開催します｡ M氏収蔵の油彩・水彩・墨彩画 約３０点の展示です。是非ご高覧下さい。
■略歴
1917年 渋川市に生まれる。 尋常高等小学校を中退､上京し印刷工場に勤める。
1939年 兵役で満州に派遣される。
1972年 武者小路実篤のリトグラフ制作に携わる。作家水上勉の小説や随想に触発され丹波､若狭方面へ放浪の旅に出る。
1975年 銀座現代画廊(洲之内徹主宰)で個展。水上勉が観覧する。
1987年 NHK｢宗教の時間｣に出演。｢縁を生かして生きる」ことについて語る。
1988年 個展「遍路愛韻抄展｣（銀座松屋/東京) ､｢赤城風韻抄展｣(富士見村かやぶき展示室/群馬)
2001年 9月15日病にて逝去（享年84歳)
個展：銀座松屋､倉渕村東善寺､月夜野町見晴荘､京都江山文庫､渋川市美術館､ノイエス朝日 他